カウダット村について

当店の契約農場があるカウダット村(Cau Dat)は、ベトナムのラム・ドン省の中央高地に位置するダラット(Da Lat)近郊の村です。
この地域は、ベトナムでは、最高のアラビカ種コーヒー豆の産地となっています。

19世紀後半、フランス領インドシナとしてフランスの統治下にあった時代、この地域がコーヒー豆の栽培に適していることを発見し、フランス人向けに栽培がはじまりました。
現在では、ベトナム国内で有数のコーヒー栽培地域に成長しています。

病害虫に強くて低地でも栽培可能なロブスタ種のコーヒー豆と比べ、アラビカ種のコーヒー豆は標高1,500m以上で、気温が15〜24度の気候でしか栽培が難しいとされ、弱酸性で排水性のよい土壌も必要です。
標高が高く、気温も安定し、土壌にも恵まれた、カウダット村(ダラット地方)はアラビカ豆の生産に最適な地域となっています。